鈴木雅の家族はいるの?経歴やトレーニング法は?

こんにちは!今回は「鈴木雅の家族はいるの?経歴やトレーニング法は?」についてです。

現在、日本ボディビル選手権8連覇中の絶対王者である鈴木雅選手について詳しく解説していきます。

 

鈴木雅の経歴

まずは鈴木雅選手の経歴についてご紹介していきます。

少年、学生時代

少年、中学時代の鈴木雅選手は背が低く、筋肉もないガリガリの体型だったそうです。

これは鈴木雅選手のDVDに昔の写真でも紹介されています。

体型は細身でも運動神経は非常によく当時おこなっていた野球ではエースを務めていたようです。

野球を真剣におこなっていく中で筋力不足を痛感し、球速アップのためには筋力トレーニングが必須と考えるようになりウエイトトレーニングを開始。

すぐに筋力などは大幅に伸びたがこのころはあくまでも野球の補助として実施していたようです。

 

その後、大学に進学。

この頃からトレーニングジムに通うようになり本格的にウエイトトレーニングを開始。

多摩スポーツジムでトレーニングをおこなっていました。

本格的なトレーニングをおこなうようになったおかげで筋力はぐんぐん伸びたそうです。

大学卒業時にはベンチプレス150kg、スクワットはハーフで300㎏をおこなえるように!この頃からすでに脚は得意部位だったんですね!

当時はとにかく体重を増やすために1日にお米を1升、卵を1食に10個食べたりしていたそうです。

その結果60㎏そこそこだった体重は85㎏くらいまで増加。

当時から一般人には出来ないほどの努力を普通に出来ていたことが分かりますね。

この時点で見習う点が多いです。実際に筋肉を増やす上で一番大変なのはトレーニングより食事の場合が多いですからね。

 

ボディビルダー時代

大学を卒業後はTHINKフィットネスに入社。ゴールドジムでトレーナーとして働くようになりました。

ゴールドジムで当時の日本チャンピオンである小沼敏夫選手や田代誠選手の勧めもありボディビル競技に取り組むことを決意したそうです。

デビュー戦は2004年東京オープン75㎏超級。当時から筋量はすさまじいものがあり初出場で2位という結果を残しました。

その後2005年にボディビル東京選手権に出場し若干25歳で優勝をおさめました。

そしてボディビル日本選手権の出場権を得て、以後毎年出場。

2007年8位、2008年7位、2009年4位と毎年着実に順位を上げていき、ついに2010年に日本選手権を初優勝!

20歳台での優勝はミスターボディビルディング小沼敏夫選手以来の快挙となりました。

そして2010年から現在2017年まで全て優勝!見事8連覇を達成しています。

この他にも海外大会での成績も素晴らしくアーノルドクラックや世界選手権でも優勝している世界で戦える数少ない日本人ボディビルダーとなっています。

鈴木雅のトレーニング法は

続いて鈴木雅選手のトレーニング法についてみていきましょう。

絶対王者はどのようなトレーニングをしているのでしょうか?

5分割でトレーニング

鈴木雅選手は1日ごとに鍛える部位を変える分割法を採用しています。鈴木雅選手の分割は5分割。

1部位に対しての頻度は低くなりますが一回あたりの同一部位への刺激は大きくすることが出来ます。

具体的には1日目が胸の日、2日目が背中の日、3日目が肩の日、4日目が腕の日、5日目が脚の日で現在はトレーニングをおこなっているようです。

体調や仕事の都合などで合間に休息日をいれ1週間で5部位全て刺激できるようにトレーニングサイクルを組んでいるようです。

POF法を取り入れている

鈴木雅選手はPOF方を基本としてトレーニングメニューを構成しています。

筋トレはいかに満遍なく対象の筋肉を刺激するかが重要となります。

通常は体の角度や体勢により負荷のかかる場面(動作の初動に一番負荷が大きい場合、動作の最後の部分に一番負荷が大きい場合等)が変わってきます。

そため1種目だけでは刺激しきれない動作局面が出来てしまうのです。

 

この難点を解消するトレーニング法がPOFトレーニング法です。

ちなみにPOFはPosition Of Flexionの略称です。

これは、1つの部位に対するトレーニングにミッドレンジ種目(中間負荷)、ストレッチ種目(初動負荷)をまず行います。

そして、コントラクト種目(終動負荷)の3つをミッドレンジ種目⇒ストレッチ種目⇒コントラクト種目の順番でおこない、筋肉に全動作局面でしっかりと負荷を与えるというものです。

ミッドレンジ種目

ミッドレンジ種目は中間負荷のトレーニング種目となります。

胸であればベンチプレスやインクラインベンチプレス、脚であればスクワットやレッグプレスとなります。腕なら二頭筋はバーベルカール、三頭筋はナローベンチなどがあてはまりますね。

 

ストレッチ種目

ストレッチ種目は筋肉が伸びているポジションで最大負荷になるトレーニング種目です。

胸ならダンベルフライ、腕なら二頭筋はインクライン・ダンベルカール、三頭筋ならライイング・エクステンションやフレンチプレスなどです。

 

コントラクト種目

コントラクト種目は筋肉が最大収縮しているポジションのときに最大負荷になるトレーニング種目のことです。

胸ならペックフライ、腕なら二頭筋はコンセントレーションカール、三頭筋はプレスダウンやキックバックなどが当てはまります。

 

実際のトレーニングメニューは?

1週間のトレーニングルーティンは前項でご紹介したとおりの5分割、各部位を週に1回でのトレーニング法となっています。

そしてPOF法に基づきトレーニング種目をチョイスしているようです。

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また各種目は基本的には3~4セット程度おこなっているようです。

 

詳しくは以下のとおりです。

 

胸のトレーニング

ベンチプレス

インクライン・マシンチェストプレス

ダンベルフライ

インクライン・ダンベルフライ

ペックフライ

ダンベルプルオーバー

 

背中のトレーニング

パラレル・ワイドグリップチンニング

パラレル・ワイドグリップラットプルダウン

DYローイング

ベントオーバー・ローイング

ロープーリーロー

トップサイド・デッドリフト

 

肩のトレーニング

スミスマシン・フロントプレス

ハンマーストレングス・ショルダープレス

ダンベル・サイドレイズ

ワンハンド・マシンサイドレイズ

ケーブル・サイドレイズ

リアデルトイド

ワンハンド・リアデルトイド

 

腕のトレーニング

二頭筋

EZバー・バーベルカール

ケーブルカール

インクライン・ダンベルカール

ハンマーカール

三頭筋

スミスマシン・ナローベンチプレス

プレスダウン

ライイング・エクステンション

フレンチプレス

 

脚のトレーニング

インナーサイ

アウターサイ

レッグエクステンション

45度レッグプレス

ハックスクワット

スミスマシン・スクワット

スクワット

レッグエクステンション

ライイング・レッグカール

スティフレッグド・デッドリフト

ブルガリアン・スクワット

 

各部位が週に1回なので、1部位についての種目数がかなり多くとても強度の高いトレーニングメニューとなっていることが分かります。

特に、鈴木雅選手の最大の長所である脚のトレーニングボリュームはとんでもなく多く、一般人ではまず完遂することが出来ないでしょう。

 

この他の腹筋やカーフといった細かい部分のトレーニングは週に1~2回程度、疲労具合などを考慮しながらおこなっているそうです。

 

解剖学、生理学に基づいたトレーニングをおこなっている

鈴木雅選手はボディビルダーのなかでは非常に珍しい理論に基づいたトレーニングをおこなう選手です。

一流ボディビルダーでも感覚に頼ってトレーニングしている選手が多いですが鈴木雅選手は解剖学や生理学をしっかりとおこなっているそうです。

解剖学や生理学に基づいているという点はパーソナルトレーナーを生業としているヨッチロも同じです。笑

 

例えば、大胸筋や上腕二頭筋は紡錘筋という種類の筋肉です。

 

紡錘筋は筋繊維が起始から停止まで平行に走っているのが特徴です。

この特徴のためストレッチ時の負荷に反応しやすいのでストレッチ種目をおこなってあげると筋肥大しやすいという特徴があります。

他にも背中のトレーニングでは指の握りも大事になってきます。

 

小指側で強く握って背中の動作をおこなうと広背筋に効かせやすくなります。

これの理由は神経支配にあります。

 

小指は尺骨神経に支配されています。

そして広背筋も同じく尺骨神経に支配されています。

このため小指側で握ると同じ神経支配である広背筋に効きやすくなります。

 

この他にも、1セット間の筋肉の緊張時間、頸反射(頸の角度や向き)、インターバルなど全て理論に基づいています。

 

こういった身体の仕組みをしっかりと理解して実践しているからこそ8連覇という偉業を達成できているんですね。

鈴木雅選手のトレーニング動画

鈴木雅選手が実際におこなっている肩のトレーニング動画と、ゲストポーズの動画です。

高重量にもかかわらずフォームが全く崩れないですね。必見です!

 

鈴木雅 家族はいるの?

鈴木雅選手の家族は奥さんがいらっしゃるそうです。

2010年に15歳年上の元ボディビルダーの水間詠子さんと結婚されているようです。

実は水間さんもかつてボディビル日本選手権で4回優勝している日本を代表するトップボディビルダー。2人はボディビル界の超ビッグカップルなんです。

 

サッカー界で例えれば本田圭介選手と澤穂希選手が結婚するくらい、フィギュアスケートなら羽生結弦選手と浅田真央選手が結婚するくらいの大事件なんです!

年上の姉さん女房ですし同じボディビルをしていたということもあり食事管理などのサポートは万全でしょうね。

ヨッチロもたんぱく質豊富な手料理を作ってくれる奥さんが欲しいです!!笑

 

まだお二人にお子さんはいらっしゃらないようなので現在は2人家族と思われます。

お子さんは確実に筋肉の付きやすいボディビルサラブレットになるでしょうね。

 

鈴木雅選手は元日本チャンピオンの奥さんのサポートがある限り今後も日本選手権の連勝記録を伸ばしていきそうですね。

 

鈴木雅の家族はいるの?経歴やトレーニング法は?のまとめ

いかがでしたか?

今は日本一大きな筋肉を持つ鈴木雅選手も昔はガリガリ少年だったのです。

みるみる上達し、伝説のボディービルダー小沼選手以来の20代でのミスター日本になったわけです。

 

そして、今でも日々トレーニングをなさっているのは、凄いですよね。

ヨッチロも少しは見習いたいと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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